TECHNOLOGY

Japan Quality

大量生産・大量消費の時代は過ぎ、本物を求める時代。
トレンドなモノを発信するだけでなく目指しているのは、Japanese Standard
長く愛用して頂きたい・・・・・その思いで創る。
職人の技が一本一本精魂を込めて、届けます。

50th Anniversary TENRYU Made in japan

職人の手に支えられた50年。

職人の手

『生涯、釣竿一筋』の意志の元、国産ロッドメーカーとして半世紀。
天然素材である竹を使った釣竿『六角竿』から始まったメーカーは、時代の変遷を越え10,000種を超える釣竿を世に送り出し、それは国内のアングラーだけでなく国境を越え各地のフィールドで様々なドラマを作ってきた。生産拠点を海外に移すことが当たり前のようになった今、国産だからこそ出来る高品質で、日本人の持つ繊細な感性を刺激する製品造りにこだわり続けている。

社名の由来は社屋を構える長野県飯田市を流れる天竜川。
太く絶えない流れを持ち、上流から下流まで変わらない名前を持った河川名は、独自性を保ち前へ進み続ける企業の姿勢と重なって見えたからだ。

ルー・チルドレ氏との出会い

創業最初のヒット作である六角竿は、北米市場で高い評価を得てロングセラーを続けた。 この六角竿で培った技術は、釣竿の基本となるアクションとテーパーという根源を生み、後続の竿へ継承されていく。高度経済成長期となりグラスファイバーをベースとした釣竿の生産に踏み出した後、米国の釣具メーカーとの提携から国内初となるバスロッドの発売に至る。 そのロッドこそ国内ルアーフィッシング黎明期を語る上で欠かせない『スピードスティック』だった。 グラスファイバー製の竿は、釣り分化を爆発的に広げ、内水面からソルト全般で釣種を増やしていく。

時代は移り行き、素材はカーボンファイバーへと変わっていく。 趣味の多様化と共に釣り文化は細分化し、釣竿は常に進化を求められた。 最新素材を使い釣竿は究極を極め、弾性率の変化や異素材の配合、多段テーパーや多層プライにより、軽さと強度だけでなく様々なアクションを生みだし性能は飛躍的に向上することになる。

そして素材はナノの時代へ突入する。『C・N・T素材』カーボン・ナノ・チューブといった微粒子を配合し、これまで限界とも思われてきた強度の向上を実現するに至った。 釣竿は最先端の素材により新たな局面に移り変わってきているのだ。

工場内

最先端素材の導入と共に最新の技術は、自社工場を支える職人達の絶え間ない努力によって実現している。 釣竿製作の工程は多岐に渡り、それぞれの工程での作業は決して一朝一夕で出来るものではなく、長年培ってきた技術の集積は職人達の手が物語っている。 現状に慢心せず、新たな技術への挑戦が釣竿職人の生業となり、新しいブランクへの挑戦、魅力あるロッドの開発は永遠に続くテーマだ。

時流や環境の変化により、抱える課題は数知れない。 一企業の成長だけを求めるのではなく、企業の枠組みを超えて取り組み、よりよいフィールドを後世に残す事や、釣りという文化を絶やさぬよう努力していく事が必要だ。 釣りの醍醐味を楽しめるモノの提案と、その環境を創造していくことこそ私たちに与えられた課題なのだろう。