よくあるご質問

修理関連のご質問

免責金額とはなんですか?

免責金額とは、修理代金のうちお客様にご負担いただく金額となります。例えば通常修理に20,000円かかる内容であっても、保証書記載の免責金額が12,000円であれば、お客様のご負担額は12,000円となります。
(差額の8,000円は弊社にて負担致します。)

免責保証を使いたいのですが

保証書を使用した免責修理の場合、保証対象期間であることと、竿のシリアルナンバーシール(TM○○○○○○)と保証書のシリアルナンバーシールが一致していることを確認できた場合のみ対応させていただきます。
免責修理にて交換したパーツは弊社にて回収させていただきます。また、ネットショップ等でご購入されて保証書が未記載の場合には、日付・金額・ご氏名等が記載されている購入明細書を同送いただけますと免責保証が可能となります。

保証書が未記入ですが免責保証は受けられますか?

保証書にも記載してあります通り、必要事項のご記載がないものは無効となり、通常の有償修理のみでの対応となります。ただし、オンラインショップ等でご購入の場合、日付・金額・ご氏名等が明示されている購入明細のご同封をいただけますと免責保証が可能となります。

修理対応期間とはなんですか?

弊社では、ロッドの修理対応期間を製造終了から5年間は、修理への対応を致します。
  • 期間を経過した製品に関しての修理・アフターサポート(検品・検査)はお断りさせて頂いております。
修理対応期間内であっても部品調達やその他状況により、予告なく修理不可能となる場合がございますのでご了承願います。 詳しくは弊社HPの「製造終了品について」をご参照ください。

保証書の保障範囲にある、2年 1カ所 1回限り(#1新規作成のみ2回可能)とはなんですか?

穂先(#1)を破損した場合、保障期限内に2回まで免責修理が可能です。
初回の修理時(#1新規作成の場合のみ)保証書へ1回修理済みと明記して保証書をお返しします。
2回目の修理は#1新規修理のみご利用出来ます。
複数個所を破損し#1新規作成を含む場合は、いずれか1カ所のみ免責修理、他のカ所は有償修理となります。
#1新規作成を免責修理を選ばない場合は保証書はお返ししません。
  • 例1)#1破損と#2破損 → #1新規作成(免責修理)、#2(有償修理)、保証書返還。
  • 例2)#1破損と#2破損 → #1新規作成(有償修理)、#2(免責修理)、保証書返還無し。

中古で購入したのですが免責修理は可能ですか?

弊社では正規お取扱店様以外での購入品に関して、免責保証修理・検査依頼はお受けしておりません。
二次流通の際には有償修理のみのご対応となります。

ロッドのカスタムオーダーは出来ますか?

グリップ、ガイド、スレッドカラー等のリメイクは、弊社では改造扱いになります為、承っておりません。
また、弊社以外での修理やカスタム等が施されている場合、修理等をお断りさせていただく場合がございます。

パーツ注文は可能ですか?

ロッドのティップセクション(#01)やバットセクション(#02)など、単品でのパーツ注文も可能です。
その際は、パーツ代の他に別途送料880円(税込)が発生しますのでご了承願います。(北海道・沖縄・離島は別途中継料が加わります。)
御注文の際は、お取扱店様までお問い合わせ下さい。
  • ブランク単体、パーツ類(ガイド・グリップ・金属チェック等)の単品販売は行っておりません。
    修理での部品交換等のご対応のみとさせて頂きます。
  • カーボン同士の相性や、ご使用いただく中での摩耗具合によってはコミが合わない場合がございます。パーツ新規時のコミ調整は無償にて行っておりますので、折れた竿をお送りいただいた上で、その元竿にあったパーツを製作する修理方法を推奨しております。

見積りを出してもらえますか?

お見積りは無償にて出させて頂いております。修理をお預けいただく店舗様に「要見積」とお伝えいただくか、「アフターサービス受付票」を印刷していただき、必要事項にご記入のうえ対象製品と共に店舗様へお預け下さい。
修理を行う前に見積金額・予定納期をお伝えさせていただきます。

修理依頼時に直送は可能でしょうか?

弊社ではエンドユーザー様との直接のお取引は行っておりません。ご購入店様、もしくはお近くの弊社製品取扱店様へお預けください。

検査をお願いしたいのですが

不具合品として検査を希望される場合は、弊社にて製品検査をさせて頂きます。ご購入店様、もしくはお近くのお取扱店様に対象製品をお預けください。(※保証書、対象製品、アフターサービス受付票等もご同封下さい)。対象製品が到着後検査を行い、検査結果をお預け頂いた店舗様へご連絡致します。  製造上の不備による不具合と認められた製品に関しては、無償にて対応させて頂きます。着払いで検査品を送付いただいた場合、製造上の不具合が見受けられない場合は、ご返却時の送料が発生致しますのでご了承願います。
  • 初期不良に該当しない症状例
  • 外的要因に起因する破損ならびに故障
    (経年劣化による破損、弊社が想定している使用基準を越えた範囲でのご使用、落下や衝撃などによる外傷・破損、弊社以外で行った修理・分解等の改造など)
  • 天災・火災・盗難など、自然的要因・不可抗力によるトラブル
  • ご使用に起因する症状
    外的要因による破損ならびに故障、ブランク塗装面・パーツ表面における加工処理面の脱色、サビ、腐蝕、表面剥離など
  • ご使用に関して問題のない、製造工程上発生してしまう要因
    (小さな色ムラや小キズ、若干の反り、ガイド取り付け位置のごくわずかなズレ、僅かな音鳴り等)
    (※弊社公差範囲を超えるものは製造工程時・検品時においてすべて除いております)
  • ロッドトラブルによるロッド以外の損害(リール・ルアー・移動費等)

製品・ご使用時に関するご質問

ロッドを振った際にカチカチと音がします

ロッドを振った際に、僅かな音鳴りが発生している場合、ガイドスレッドやグリップ内部より発生していることが多い症状となります。曲がるブランクに対して、ガイドやグリップといった硬いパーツを接着しておりますので、曲がり込んだ際に極僅かな隙間が生じることで発生する症状となります。ロッドの調子やガイドフレーム・グリップパーツの素材の硬度などにより、曲がり込んだ際には隙間は生じるものであり、そこから発生する音鳴りに関しては、現状で100%消すことは出来ません。ロッド完成からまだ日が浅く、コーティング剤がまだ馴染んでいない状態の製品の場合ですと、時間経過とともに馴染んでいく場合が大半でございますので、無理な負荷をかけずご使用いただけますと収まってくることがほとんどでございます。(微弱な音鳴りが発生している場合でも、ガイド自体はしっかりとブランクに固定されておりますので、機能上・使用上の問題はございません。) 尚、「スレッドクラック」と同様に、音鳴りを完全になくす方法は目下研究中の分野でございます。

ガイドコーティングにひび割れが生じてきました

ガイドスレッドのクラックは、ロッドの構造上、曲がるブランクに対して、硬い金属製のガイドを押さえつけるように固定していることから、ロッドが曲がり込んだ際にスレッド内でガイドフットが突っ張る状態になることで発生する場合がほとんどです。ご使用回数に比例してクラックが発生するリスクも増えてまいりますので、あくまでもガイドスレッドは「消耗品」としてお考え下さい。弊社でもこの問題に対し、様々なコーティング剤・手法を試してはおりますが、現状、ヒビ割れが全く発生しない糸止め剤は残念ながら存在しておらず、竿の曲がりに追従して伸びる伸度を持ちつつも、強度を維持出来るコーティング剤の開発に向けて、目下研究中でございます。また、例えスレッドクラックが生じていた場合でも、ガイド自体はスレッドとコーティング剤によって固定されておりますので、グラつきなどの実症状がない限り、機能上の問題はございません。

使っているうちにコミが緩んでくることがあります

弊社製品のコンセプトとして「曲がり・ネバリ」を重視しており、「曲がり込んでからの復元力」には多くのユーザー様にご好評頂いている特徴になります。しかし、曲がり込むが故の特性も存在しており、例えば、ジャンルによっては近年主流になりつつある「高弾性マテリアル」を用いたロッドや、全体的にパリッとした仕上げとなっているような製品と比較した際には、曲がり込む分各モーションにおける継部への負荷は増してまいります。
その為、ご使用いただく中でも、必要に応じて随時コミ具合の確認を行っていただく必要がございます。 ジョイントの継ぎ方については弊社YouTubeでも解説しておりますので、そちらもご参考にいただけますと幸いでございます。

EVAグリップに凹みがあるのですが…

弊社では出荷段階にて、専門の職人による全数検品を実施しております。しかし、輸送時や出荷後の保管時においてガイドやパーツ類の食い込みにより僅かな凹みができる場合がございます。これは、同送されていた他ロッドのガイド・パーツ等の圧迫により、EVA繊維が寝てしまっている状態となります。いずれも出荷後に発生する症状であり、ご使用に関する問題はございませんので、初期不良の対象外となります。
対処法として、蒸気やドライヤーの温風を加えると治る場合がほとんどです。
※1ヶ所に蒸気・温風を当て続けるとEVAの表面が融け、光沢が出てしまう場合がございます。加温時は適度な距離を保ち、当て過ぎにはご注意ください。また、加温時は火傷・熱源の扱いに十分なご注意をお願い致します。

ロッドのベンドカーブを確認したいのですが

ロッドの構造上、ブランク全体の「しなり」を用いて衝撃を吸収・分散する設計となっております。その為、天井や床にティップを接地した状態での曲げ込みは、負荷が局所集中するリスクがありますので、弊社では推奨しておりません。また、ドラグチェックの際におひとりでラインを持って絞り込む動作も同様に、曲げ方によっては負荷が局所集中するリスクがあります。他の方にラインを持って貰う、もしくは柱等の負荷に耐えられるものにラインを固定した上で適切なロッド角度・ドラグ値のご確認を推奨いたします。

ロッドの先端が僅かに曲がって見えます

ロッドの製造工程上、各箇所の曲がりを100%排除することは現状の技術では難しく、目下研究中の分野でございます。その為弊社では、焼き上げたブランクの中から、弊社基準を満たした物のみを厳選した上でロッドを組み上げております。多少の反り・曲がりがお見受けできましても、弊社基準値を満たしており、ご使用上・機能上の問題は全くないことを確認した製品となっておりますので、安心してご使用下さい。

ソリッドティップの取扱で注意することはありますか?

ソリッドティップを採用した機種に関しましては、素材特性上、非常に繊細な機種となります為、取り扱いに十分な注意をしていただく必要がございます。特に曲がり込む能力が高い分、回収時の巻き込みやティップのみで弾くようなキャストではソリッド部が急激に曲がり込むケースが多くなりますので、各モーションにご留意いただけますと幸いです。また、竿袋(ロッドケース)に仕舞う際は、破損を防ぐために継部を下にして竿袋に収納して下さい。

スペック内のドラグ値なのにロッドが折れました

HP・ロッドに表記されております最大ドラグ値は、バットセクションまでしっかりと荷重が乗り切った状態での静荷重計測となっております。ロッドは曲がり・しなりを生かすことで、加わった負荷を分散しますので、ご使用いただく際にはロッド角度に注意いただく必要がございます。例え耐荷重値内の負荷であった場合でも、負荷時のロッド角度によっては加わった負荷をバットに移すことが出来ずに集中してしまい、部分的な耐荷重値を上回って折損してしまう場合がございます。ロッドの立てすぎや、根掛かりしてしまった状態(負荷が乗った状態)で強くあおる動作は瞬間的に負荷が加わりますので、折損に繋がるリスクが高くなって参りますのでご注意下さい。例えドラグ値内の負荷であっても、ロッド角度に起因した折損の場合には、保証対象外となります。